葬儀の後は

葬儀のあとで喪主がやるべきことは、大きく二つに分けられます。

一つは、相続や保険、役所への対応といった諸手続き、もう一つは、法要や供養といった宗教的な儀礼です。

葬儀後、喪主は四十九日や周忌法要の主催者を務めることになりますが、保険会社や役所の手続きなどは、家族が分担して行うことも可能です。

 

御逝去後の諸手続き

法律上の相続人が務めることの多い喪主は、役所や保険会社などの手続きにも対応しなければなりません。

御逝去後の手続きには、国民健康保険や社会保険の葬祭補助金の支給申請、健康保険や介護保険の返還、マイナンバーの返還、世帯主の変更、公共料金契約者の変更、厚生年金や共済年金の遺族給付申請、保険金の受給申請、故人が所有していた預貯金や不動産の整理、株券の名義変更、故人の確定申告など、多岐にわたります。

 

法要

家族が故人をしのぶ節目である追善供養(ついぜんくよう)は、葬儀・告別式の喪主が主催者となって取り仕切ります。

初七日法要は故人が亡くなってから7日目に行うものですが、最近では遺族や参列者のスケジュールや負担を考えて、葬儀・告別式と同日に行う地域もあります。

亡くなってから49日(もしくは35日)にあたる日から家族の都合を調整し、お寺と相談のうえ法要の日にちを整えます。一般的に49日にあたる日より早い日時で法要を行います。(位牌は法要までに白木位牌から塗り本位牌へと作り変えることが多いようです)

以降は喪明けとなる一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、三十三回忌で弔い上げとなります。

 

初盆(新盆)

忌明け(49日忌法要が終わってから)初めて迎えるお盆は、初盆(新盆)と言われ盆棚、提灯などを飾り、軒下に目印の家紋入り提灯などを吊るします。

初盆に際し、親族をはじめ、葬儀に参列してくれた付き合いのある方たちなどが自宅まで訪問に来てくれることが一般的です。

茨城県西地域では2~3000円の香典を持参することが多いため当日返し用の返礼品を用意しておくことが一般的となっております。

※農協葬祭では初盆に伴う準備一式(盆棚飾りから返礼品、提灯、生花等の用意)お手伝いさせて頂きますのでなんなりとご相談ください。

 

取扱商品のご案内